第六夜
ゲイングランド・タッグバトル
360秒スコアアタック!



■イベントストーリー
長期にわたる平和は、人類から戦闘本能までをも奪い、統一政府はこの事態を憂慮し、2348年に擬似戦闘体験システム「ゲイングランド」を開発、人間の闘争本能を刺激することにした。
しかし、突然制御していたスーパーコンピュータが暴走し、多くの人が機械の捕虜となってしまった。
捕虜救出のために選ばれたコマンド達は、狂った「ゲイングランド」の中へと出動したが、与えられた時間は「360秒」のみ。二人のコマンドは、果たして一人でも多くの「希望」を繋ぐ事が出来るのか?



■見た目とは裏腹に濃厚なシューティングタイトル「ゲイングランド」
 (セガ・1988年作品(システム24))
画面は完全固定、キャラクターは小さい。一見凄く地味な画面だが、これには的確なゲームデザインがあった。
ゲームルールは明確。最大20人の個性のあるキャラクターを操作しながら、捕虜を全て「EXIT」に向かわせるか、画面の上の敵を全て倒す−。
しかしこのルールでピンと来る人もいるだろう、そう、「一つの画面で、全ての世界観が確立されている」のだ。
何故画面が固定なのか。それは「敵を倒す」方法や、ショットの射程距離・向き等を考える為にある。
何故キャラクターは小さいのか。それは「一気に敵が攻める・守る・妨害する」といった、箱庭的要素が考えられているからなのだ。
そして目の前にはEXITがあるものの、ここまで辿り着くのは、茨の道。
辿り付けそうだが、簡単には突破出来ないゲームバランスは、時には怒りに、時には達成感にも変わる筈。
そう、この当時のシューティングゲームは「撃つ・避ける」だけでなく、「考える」スタンスも練られた時代だったのだ。
仲間との絆を共に感じ、行動一つ一つが、「生」にも「死」にも繋がる絶妙なゲームシステムに、今の時期だからこそ触れて頂きたいと思う。
めがぎが (アドヴァンスドゲームズ)



【リンク集】
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Wikipedia「ゲイングランド」
ニコニコ大百科「ゲイングランド」
セガ公式Webサイト・名作アルバム「ゲイングランド」
ゲイングランドファン倶楽部

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