第十九回目っ!

こんにちは!あげさんです。(挨拶ネタの準備ができませんでした…また探してみます!w)

 

今回もこれまでの流れ通り、役についての解説になります。

ただ、前回までが「リーチ」「ツモ」「一発」など手の形に関係がない役についての解説ばかりでしたので、今回からは手の形について付く役の解説に入っていきたいと思います。

 

ではまずこの手牌をご覧ください。

 

 手牌9  ツモpz4-32

 

………ん?あれ??と思われた方、どれだけいらっしゃるでしょうか?

気づかれた方、いつもご覧いただきありがとうございますw

実はこの手牌は、第八回にて手牌進行のモデルケースとして解説した手の最終形(上がり形)です。

役の解説に入る前に、合計3つのモデルケースを作成し手順の解説に使いましたが、これらはすべて異なる役が複合するように手を作っています。

上記の手牌にも「ツモ」とは別に3つの役が複合しています。

今回からは、以前作成した手牌について手順ではなく役という観点で解説するようにしていきたいと思います。

 

それでは今回の手役なのですが、名前を「タンヤオ」と言います。

その他の役もそうですが、基本的に中国で生まれたゲームなので実際はすべて漢字表記なのですが、例えば「タンヤオ」は漢字で書くと「断么九」となり見たこともないような字が使われ非常にややこしくなってしまいます…

ですので、役は引き続きカタカナ表記にします。そういう名前なんだなぁ~くらいで覚えておいていただければ結構ですので。

 

さて、「タンヤオ」とはなんぞ?ということなんですが、条件としては非常に明快です。条件は一つだけ。

 

上がり形に1,9、字牌が一枚も使われていないこと。

 

です。

上記の手牌ですと、ご覧のとおり1も9も字牌も上がり形には一枚もありません、ゆえにタンヤオという役が成立しているのですね。ですが例えば、最後上がる際に pz4-32 ではなく pz1-32 で上がってしまったときは1を使ってしまっているのでタンヤオは成立しなくなってしまいます。

 

ところで、手の進め方の解説の際に牌の価値として、

字牌<1,9<2,8<3~7

という式を出したと思うのですが、手の進め方だけでなくタンヤオという役をつける意味でも上記の式は非常に合理的なんですね。タンヤオは2~8だけで作るという条件さえ満たせばどのような上がり形でも構わないという非常に柔軟性が高い役出現率も非常に高いのでしっかりと覚えましょう!

 

では次回も上記手牌に複合している役についての解説です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA