毎度毎度ご無沙汰して申し訳ありません…あげさんです。
今回は以前の内容の補足にはなりますが、鳴きの説明をもう少し詳細にしたいと思います。
さらっと第三十回で触れてはいるのですが、改めてまず鳴きの注意事項を書きます。
鳴くとリーチがかけられなくなる!!
これが大きな注意事項になります。そして
リーチがかけられない
=形は出来ているのに役がなく上がれない!
ということになる場合があります。
なので、役をしっかり把握できていない状態で鳴くことはあまりおススメしません。以前紹介した「役牌」は鳴いても役つきますのでわかりやすいのですが、自風や場風をしっかり把握できるようになってからするようにしましょう。
では少しだけ話が先に進みすぎてしまったので戻しましょう。
鳴きというのは「ポン」、「チー」、「カン」の3種類がありまして、もちろん用途が違います。「ポン」と「チー」はそれぞれメンツ(三枚組)を作るために行うのですが、出来上がるメンツの種類が違います。具体的には、
「ポン」はコーツ、「チー」はシュンツが出来上がります。
コーツというのは のような同じ牌三枚で出来上がったメンツ、シュンツというのは のような並び数字で出来上がったメンツのことを言います。
鳴くタイミングなんですが、自分が牌を持ってくるタイミングではなく誰かが捨てた瞬間が鳴くタイミングになります。実際のゲーム中では、自分の手牌だけに集中していると、鳴けるタイミングでアクションを起こすことが間に合わずそのまま鳴けないまま続いてしまうことになりがちですが、ゲームの場合は鳴けるタイミングで鳴きますか?という表示とともにゲームの進行が一瞬中断します。この点もゲーム麻雀の初心者に優しい部分になります。ただし悩みすぎると結局スルーされることもたびたびありますがw
さて、タイミングにも「ポン」と「チー」には差がありまして、
「ポン」は誰からもできるが「チー」は左手側の人からしかできない。
ということです。「チー」に関しては正面や右隣に座っている人からはできないんです。
あと最後に実際に鳴いた後にこれを鳴きましたよということで、鳴いた牌を含めたメンツを公開し脇に置きます。そして以前書いたように鳴く=人の捨て牌を持ってくることなので、いらない牌を一枚捨てて鳴きの動作は終わりです。脇に置いておくときに「どの牌を誰から鳴いたのか」を明確にするために目印としてもらった牌を横に向け、横にした牌をメンツのどこに置くかで誰から鳴いたかを示します。
例えば「ポン」をした場合、左隣の人からもらった場合は とし、正面からもらった場合は となり、右隣からもらった場合は となります。文字だけですとイメージしづらいかもしれませんが、実際に見てみると(あ~、そういうことw)とすぐにご理解いただけるかと思います。
「チー」は左隣の人からしかできないため例えば をもらって というメンツを完成させた場合は必ず ということになります。
少し駆け足ではありましたが、鳴きの説明は以上になります。リーチをかけられるようになったら、役牌をポンしてみることを覚えるとさらにゲーム性の幅が広がっていきます!ただ、まずはしっかりリーチをかけることを目標に頑張りましょうねw
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ではまた次回!