第伍十四回目っ!

 こんにちは、あげさんです。

 さて今回も前回に引き続き役の説明なのですが、今回の内容は非常に重要であるとともに、少しややこしいものになります。なるべくわかりやすくとは思うのですが・・・皆さんついてきてくださいね!

 今回ご紹介する役は「平和」(ピンフ)です!この役は麻雀の根幹ともいえる役でして、基本的にはこの「平和」と以前紹介した「タンヤオ」という二つの役がメインで、この二つを目指して手を作っていくことになります。
 なぜかというと、何度かお話しをしている麻雀の手の作り方「3~7を大事にしよう!」「リャンメン待ちを作って横並び(シュンツ)を作りましょう!」をきちんとできるようになっていくと、自然とこの二つの役ができるようになります。これが麻雀におけるいわゆる王道なのです。カードゲームにもテクニックがあれば強いデッキや、自分の感覚的に合っていて使えているデッキなどもあるかとは思いますが、やはりどんなカードゲームにもこの構成ならまず大ハズレはない!と言えるデッキがあると思います。まずはメインルートを知って、その上で個性を出していけばいいのではないかなと思います。

 すいません、前置きが長くなりました・・・では役の説明なのですが、この「平和」という役には条件が三つあります。それぞれをまずお伝えします。

① 手牌構成の3枚+3枚+3枚+3枚+2枚の3枚部分(メンツ)がすべて横並び(シュンツ)であること。

② 最後の待ちがリャンメン待ちであること。

③ 2枚部分(アタマ)の部分が役牌以外であること。

 この3つが条件です。
 要するに
  ツモ 
 のような手であれば上記条件をすべて満たしているので「平和」完成です。

 なので例えば  の部分が  になってしまうと①を満たさなくなるので「平和」ではなくなります。
 また  の部分が  となっていると今度は②の条件を満たせなくなってしまうため「平和」は成立しません。

 最後の③のところが少し煩わしいのですが、例えば上記手牌のが

 となっていた場合です。
 この場合ポイントとしては  が役牌となっているかどうかが重要になります。例えば前回紹介した役割やゲームの進行状況のところで触れましたが、東場の西家であれば  は役牌ではないので「平和」になります。ただ東場南家の場合もしくは南場だった場合は  が役牌になってしまう為「平和」がつきません。 と  と  に関しては常に役牌のためこれらがアタマの時は「平和」は一切つかないのですが、 がアタマの時は状況によって変わってくるので注意が必要です!この「平和」をきちんと理解してほしかったので、先に役牌の説明をしたんですね。

 2回続けて非常に複雑な話になってしまったかと思います・・・ただ逆にいうと、ここさえ理解してしまえば他のところは少しずつ覚えていけば大丈夫なので、ここをしっかり覚えましょう!

 それではまた次回!

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA