こんにちは、あげさんです。
さて、今回よりニューフェイズです。ここまで「麻雀のプレイ方法」についてお話してきました。論より実践という感じで、牌の組み合わせの作り方をメインにお伝えしました。今回からはプレイ進行ではなく知識やルールの概要などについての話になります。
どんなゲームにもルールがあります、カードゲームや音ゲー、将棋や囲碁、スポーツなどもそうですし、じゃんけんやコイントスにだってルールは存在します。すべてに共通するのは、ルールの中でプレイしなければならないということ、ルールに反した方法で出した記録やスコアは不正として認められないということです。通信ゲームなら回線切り、将棋の二歩、スポーツにおけるドーピング、じゃんけんの後出しだって立派な不正です。こういった不正行為は「知らなかった」じゃ済まないのです。周りの了承が得られていれば別ですが、プレイする以上最低限のプレイするもののルールを知っておかなければ、ほかのプレーヤーに迷惑をかけたり楽しみを阻害してしまったり、ひどい場合には暴力沙汰になってしまうこともあるかもしれません。
何より、ルールも目的も知らずにただやみくもにプレイしていても面白味を感じられずに飽きてしまうのではないかなと思います。ルールという制約の中でいかに勝つか、強くなるか、技術を磨くかということがゲームの醍醐味ではないかなと。ゲームを「楽しむ」上ではゲームを「学ぶ」ということが非常に重要になってきます。
その点において麻雀は非常にややこしいルールのゲームだと思います。麻雀での反則行為を「チョンボ」というのですが、内容は非常に多岐にわたります。細かいものも入れると結構な数になるのですが、今回はあまり深くはお話しません。なぜかというと、今回イベント名にも入っている「MJ」のような通信麻雀ゲームは「仕様上」チョンボができなくなっています。例えば、上がり牌を間違ってしまったとか手牌を誤って倒してしまいゲームの続行が不可能になってしまうようなケースは、「MJ」では起こりえません。間違った牌では上がる操作ができませんし、実際の牌を触っているわけではないので倒してしまう心配もありません。そういった点は非常に初心者に優しい作りになっており、麻雀に触れてみる際は通信対戦麻雀の方が敷居が低いと思います。(おそらくチョンボができない仕様である理由として、わざとチョンボをし嫌がらせをする人が出るのを防止しているということもあるのではないかと思います。嫌がらせに楽しみを見出す人は一定数いますから・・・)
先ほど麻雀のルールはややこしいということをお話ししましたが、その中でも特に初心者が理解しにくく陥りがちなものがあるので、次回はその点についてお話ししたいと思います。ではまた!
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というリャンメン二つとしてみることもできるのです!つまりメンツにしてもよしリャンメン二つにしてもよしというすごく便利な形なんです。数字の並びから
というペンチャンを構成している牌なのですが、これに使われている
というカンチャンも同時に構成しています。このペンチャンとカンチャンを比較すると、どちらも
になるか
になるかの差でしかないのです。なので
というメンツが出来上がる可能性があるものですが、ほかにあるターツが
、
、
、
、なのでペンチャンである
が一番「形」として悪いです。なのでアタマはいずれ必要になるものなのでせっかくできたのですからここで作ってしまいましょう。
がつながり
というメンツが改めて完成したことになります。手の中には残り3つのターツがありますね、
、
、
です。比べると
が一番悪い「形」なのでこのターツを捨てます。いらないターツはそれぞれをつながっていない牌として考えますので
が完成してた・・・なんていう恒例の裏目ですがこんなものは気にしたら負けです。
がカンチャン、
がカンチャン、
がリャンメンですね。他の部分はメンツとして完成しているので除外します。するとカンチャンが二つあるので、どちらかを捨てることになるのですが、
、
がそれぞれメンツ、
がアタマになります。それらを除外すると
という形が残ります。これが実はすごくいい形で、この5枚組は①「
+
リャンメン」と②「
+
リャンメン」という風に二つの形に分けることができます。①の場合は
待ちです、②の待ちは
ですね。この形はどちらにも分けることができるので①と②の待ちを足した
という三種類で上がることができる形なのです。これが前回の最後にお話しした「複合形」というものになります、今回はリャンメン+リャンメンの複合ですが、ほかにも様々な形がありそれぞれいい形になることが多いものばかりなので、これから少しずつ紹介していきたいと思います。手牌に戻りますが、
待ちであれば後者の方が種類が多く優秀なので