ぐ~てんもるげ~ん、あげさんです。
前回最後に「ターツの価値」についてということで復習しておいてくださいね!
とお願いしましたが皆さん見直してくださいましたか?
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さて、
それでは前回の最後にお話しした「ターツの価値」について詳しくお話させていただきます。
第四回でお話ししましたが、ターツ(メンツの手前の段階)にもそれぞれいい形、悪い形があります。
具体的には価値として下記のようになります。
低→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→高
ペンチャン<カンチャン≦シャンポン<<<リャンメン
リャンメン以外のターツはすべてメンツになるために必要な牌が4枚になります。ペンチャン(例えば ![]()
や ![]()
など)やカンチャン(例えば ![]()
や ![]()
など)は1種類4枚(![]()
であれば
、 ![]()
であれば
ですね。麻雀牌は1種類につき4枚なので)、シャンポン( ![]()
![]()
![]()
のような片方がメンツになればいい形)は2種類ありますが、自分でそれぞれ2枚ずつ使っているので結局残りは4枚です。
一方でリャンメンは端のどちらかにくっつけばいいので2種類8枚、つまり倍に増えます。(例えば、 ![]()
なら
でも
でもそれぞれ ![]()
![]()
や ![]()
![]()
となりメンツが完成します)
ターツの価値というのはつまり、リャンメンにするためにどれほどの手間がかかるかを表しています。
具体的にはまずペンチャン。

こんな形ですね。
これをリャンメンにする場合、
①
から
を持ってきて
と入れ替えて
②そしてそこからさらに
を持ってきて
と入れ替えて
となり、リャンメンになるために2回形を変えなければなりません。もっというと、カンチャンを経由しないとリャンメンになれないため悪い形なんです。
カンチャンの場合は、
から
を持ってきて
や
を持ってきて
もしくは2や8を使ったカンチャンは
から
を持ってきて
になります。
(前お話しした通り、2と8はそれぞれ1や9を持ってきてもペンチャンになるだけなので、リャンメンを作れる牌は1種類だけです)
このように、カンチャンは一つ変わるだけでリャンメンになるんです。麻雀は誰かが上がるまでやるのではなく、ゲームが終わるタイムリミット(大体1人当たり17~18回牌を持ってきたら1ゲーム終了)となるので、この1手の差は結構大きいものになります。
最後にシャンポンですが、これは特殊形なので一概には言えませんが、

こんなシャンポンの場合、1,9牌や字牌はリャンメンを作れないためリャンメンが作れないという意味では悪い形です。
ですが同じシャンポンでも、

こんな形であれば
の4種類を持ってくると入れ替えてリャンメンを作ることができます。シャンポンの中でも上記の
のように特に3~7を含んだシャンポンは、ペンチャンやカンチャンよりリャンメンを作りやすいです。
結論を言うと、上記の式の通りなのですが、リャンメンをいかに作りやすいか、ということがそのままターツの価値になります。麻雀は4つのメンツ(三枚組)と1つのペア(アタマといいます)を作るゲームですので、メンツができる可能性が2倍あるリャンメンを作ることが大事ですし、これさえマスターしてしまえば役などをあまり覚えていなくてもゲームそのものはできてしまいます。
これで麻雀の基本的な考え方については以上になります。
もちろんこれだけではなく、教えなければならないことはまだ山ほどあるのですが、まずはこれだけ意識していただければ十分ですし、これができれば実はもう結構強かったりしますw
麻雀を普段打っている方でもなかなかこの考え方ができない人が実は多いのです。
では、次回は今までやったことの総復習と手を作るうえでの流れをモデルケースを用いてお話ししようと思います。
ではまた次回!