第十七回目っ!

アニョハセヨ~、あげさんです。

 

前々回、前回で上がるためには役が必要→リーチという役があれば無問題!というところまでお話ししました。まぁ最低限このコラムの1~今までをきちんとマスターできれば、ゲームはもとよりリアルの麻雀においても頭数として反則なく打つことができるようになっています。

 

た・だ!!

 

今まではあくまで最低限のこと、いわばカードゲームのスターターデッキでチュートリアルが終わったところです。対人プレイをするには新しいカードが必要になる、細かいルールを覚えなければならない、カードやスキルの特性を把握するetcetc・・・覚えることは山積みです。「プレイできるだけで楽しい~」というのも最初の内、徐々に「勝ちたい・・・」と思うようになるのはゲームに限らず勝負事の常ではないかと思います。そうなり始めた時に手持ちの武器が「リーチ」だけというのは、感覚としては全体強化のSRを一枚持っているだけ。周りのカードもふさわしく強化できなければ大きな効果は期待できないのです。

 

以前も書きましたが麻雀の役というのは、上がった時に一つだけつくのではなく基本的に手の中で成立している役をすべてカウントしていきます。例えばリーチだけ、よりもリーチ+○○××△△のようにコンボを決めれば破壊力は2倍、いや4倍、いや8倍になることもよくあることです。(当社比)

 

そ・こ・で!!

 

そんなリーチをより効果的にできるサポート役の面々の紹介をしていきたいと思います。

役それぞれには個性があり、それぞれは大きなポテンシャルを秘めている、だけど扱いやすい。40個ほどある役の内、汎用性の高い役をいくつかピックアップして紹介していこうと思います。

 

栄えある一つ目の役は・・・実はもうコラムの中に出てきていたりします。具体的には「ツモ」です。条件付きではありますが、自分で上がり牌を持ってくること自体が役になるんですね。その条件なんですが、いわゆる「ポン」、「チー」をしていないこと。一つも「ポン」、「チー」をしていない状態のことを「門前(メンゼン)」というのですが、「門前」の状態で自分で上がり牌を持ってきたときは絶対にこの「ツモ」が付くので役なしで上がれなくなることがありません。ですのでリーチをかけ、上がり牌を持ってくるだけで「リーチ+ツモ」の2コンボが早くも成立してしまうわけです。

 

このように役は複合するのですが、役同士にも「相性」があります。ですので、次回以降リーチと相性がいい役について解説していきます。ではまた次回!

 

第十六回目っ!

ニーハオ!挨拶ネタの答えは案外身近にいてびっくりしているあげさんです。

 

さて、新しい内容に進んでから三回目ですね。引き続き手を作った後にいかに「上がるか」ということについてです。前回もお話ししましたが、麻雀の勝敗の付け方は

「ゲーム終了時に点棒をたくさん持っている人が勝ち。」

ですので、上がることは勝つうえで一番大切なことです。上がらないと点数増えないですから。

 

では、「じゃあどうやって上がるの?」ということが今回のテーマです。麻雀は以前もお話ししましたがゲームフローとしては

「親を決める」→「誰かが上がるor上がれないまま終わる」

これでゲーム内の一局が終わり。細かいルールがあるのですが今回はそこは省略して、

「一局が終わったら親が次の人に移動する」→「誰かが上がるor上がれないまま終わる」

を繰り返し、プレイヤー四人にそれぞれ親が回るようにします。そしてこれを二周したらゲーム終了です。1ゲームのことを半荘(ハンチャン)と呼びます。

一局ごとに上がりに応じた点数のやり取りを行い、半荘終了時に順位を決定します。

一局ごとの決着の付け方は、麻雀はポーカーのように全員で手を見せ合って役の強弱を競うゲームではなく、例えばババ抜きやUNOのように一番最初に上がった人だけが上がりに応じた点数を人からもらうことができます。

 

本題である上がり方なのですが、主に2つです。あと一枚で上がり形が完成する状態(テンパイ)で「自分の番に上がり形が完成する牌を持ってくる」場合と「他のプレイヤーが自分の上がり形が完成する牌を捨てた」場合です。後者の場合は、捨てられた牌を自分の手に入れることで上がり形が完成したと判断されます。ゲームなど処理を自動で行ってくれる場合はあまり区別がありませんが、実際のゲームの場合は自分がする行為について宣言します。どちらも上がりなのですが、自分で上がり牌を持ってきた場合は「ツモ」と言い、人が捨てた牌で上がる場合は「ロン」といいます。少しややこしいのですが、この二つは若干性質が異なるので明確に区別されます。例になるかはわからないですが、対戦カードゲームで相手のライフを削り切った勝ちと、タイムオーバー時にライフが多く残っていた場合の勝ちで得られる勝利ポイントの計算方法が違う、といった感じでしょうか。

 

他にも自分が行いアクションについての発声の種類はあるのですが、それはまた別の機会にお話ししますね。一番ややこしい部分なので・・・

 

まぁ、今回は上がり方には「ツモ」「ロン」があってちょっと違うんだよ!ということを覚えていただければ結構です。ではまた次回!

第十伍回目っ!

こんにちは!挨拶ネタを考えることを放棄したあげさんです。

 

更新が遅くなってしまい申し訳ありませんでした・・・世間的にはゴールデンウィークだったようですが、更新が遅れた理由はそこじゃないです。語りだすと長いのですが・・・まあ長い話になるので止めておきましょうw

 

さて、前回からテーマが変わりました。これまで「形」の作り方ということでお話をしてきましたが、そこから一歩踏み込んだ内容です。麻雀は形を作ることが目的のゲームですが、対戦ゲームなのでどこかで勝敗をつけることになります。麻雀の勝利条件はずばり

「1ゲーム終了時に点数が一番多い人が勝ち」

です。

もっと具体的に言うと、「ゲーム開始時に平等に与えられた点棒を上がりによってやり取りし、ゲーム終了時に一番点数を持っていたプレイヤーの勝ち」ということになります。

ただし上がった時の点数というのがすべて均等ではなく、手の形によって「役」が付きそれをもとに点数を計算し授受します。しかも役というのは複合することがあり、つけばつくほど点数がどんどん高くなります。

つまり、上がった回数が多い人=勝ちというわけではないんです。少し例を出すと、麻雀における最低上がり点は1000点なのですが、上がり時に役が多い場合は8000点や12000点などになることもよくあります。1回の上がりで1000点8回分や12回分の価値になることがあるというわけです。

 ちなみに麻雀における役というのはちょうどポーカーと同じようなものです。ストレートのような数字をそろえるもの、フラッシュのように色をそろえるようなものなど多種にわたります。その数およそ40に及びます。手の形ではなく上がった状況でつく役などもあるので、すべてに形がある訳ではないのですが数が数なのでなかなか覚えにくく敷居が高いのは事実だと思います。

 さらにめんどくさいルールとして、「1翻しばり」というものがあります。単純に言うと、形としては上がれている形でも、役が一つもないと上がりとして認められないというものです。ですので、形だけを整えてもそれだけでは上がれないというパターンが出てきてしまうのです。ただ、先ほども書きましたが役の種類が非常に多いため覚えるのもなかなかしんどいという悪いスパイラルがあります・・・

 

そ・こ・で!!

 

まず一つだけ覚えていただきたい役があるのです。この役は非常に便利なもので、「形を問わない、状況を問わない」というとても単純明快な役です。条件はただ一つ、あと一枚で上がれる形になった段階で「リーチ」と言って1000点払うだけ!これだけでリーチという役が付き上がれないということはなくなります。細かい条件はあるにせよ、これ以上簡単でしかも強力な役は麻雀にはありません。しかも見事上がれれば払った1000点は手元に戻ってくるというおまけ付き。

 

つまり、前々回までお話しした「形」をつくることと今回の「リーチ」ができれば形ができているのに役がないので上がれないといったことはなくなります。(ゲーム麻雀ではできないようになっていますが、役がない手を上がってしまうとチョンボ(反則)になります。)

 

今日は「リーチ」という言葉だけ覚えて帰ってくださいね、続きは次回!