こんばんは~、あげさんです。
今回は前回の手順についての解説ですね。今回で手の作り方については一区切りとしまして、次回からは実際にプレイをするうえで必要最低限のルールについてのお話をしようかと思っています。
では、前回の手順についての解説に入る前に一点お詫びを・・・
前回の手順の中で「カン」をして上がっている部分がありますが、「カン」についてまだ解説をしていませんでした・・・
手順の流れの中で「カン」についても解説を入れさせていただきますのでそちらをご参照ください。
それでは解説に入ります。
しょっぱなから前回と同じようなケースですが、切るつもりだった字牌がトイツ(ペア)になりました。トイツのものに関しては、アタマにしたりもう一枚持ってきてメンツ(三枚組)にしたりと有益なことがたくさんあるので、字牌とはいえつながっているという考えで他を切りましょう、この場合は ですね。
2巡目は を引いてメンツが出来上がりました。切れる字牌がないので、その次にいらないものはつながっていない1,9牌ですので浮いている を切ります。
3巡目にもう一枚 を持ってきました。メンツが完成したので、2巡目と同じ理由で を切りましょう。
4巡目に を持ってきましたね。一見余っている牌のように見えますが、これも実はいい「形」なんです。 + という形であると同時に が入ったことで + というリャンメン二つとしてみることもできるのです!つまりメンツにしてもよしリャンメン二つにしてもよしというすごく便利な形なんです。数字の並びから「中ぶくれ」なんて言い方もしますが、非常にいい形なのでこの形はぜひ覚えましょう!
・・・ということは、 は切れないので他のものを切ることになります。順番から行くとつながっていない1,9牌はなさそうなので・・・となりそうなんですが、実は一つ浮いています。正解は です。なぜかというと というペンチャンを構成している牌なのですが、これに使われている は というカンチャンも同時に構成しています。このペンチャンとカンチャンを比較すると、どちらも を引くことでメンツになります。
ということは、 になるか になるかの差でしかないのです。なので はあってもなくてもあまり変わらないんです。だから は浮き牌ということができるのでいらないのです。
5巡目はいらないのでそのまま切り、6巡目でアタマが出来上がりました。このアタマができたペンチャンも というメンツが出来上がる可能性があるものですが、ほかにあるターツが 、 、 、 、なのでペンチャンである が一番「形」として悪いです。なのでアタマはいずれ必要になるものなのでせっかくできたのですからここで作ってしまいましょう。
7巡目は を持ってきました。これは先ほど挙げたターツの内 がつながり というメンツが改めて完成したことになります。手の中には残り3つのターツがありますね、 、 、 です。比べると が一番悪い「形」なのでこのターツを捨てます。いらないターツはそれぞれをつながっていない牌として考えますので から切ります。
8巡目の でテンパイです。9巡目に を持ってきて が完成してた・・・なんていう恒例の裏目ですがこんなものは気にしたら負けです。
10巡目にいよいよ冒頭で述べた「カン」が登場します。 を持ってきて4枚集結してしまいました。メンツは三枚一組なので実際のところ一枚余分となってしまい、なんとなくもったいないですが捨てたいところなのですが、この「カン」を使うことで4枚を一つのメンツとして扱うことができるようになります。「カン」にも三種類あるのですが、今回のように手の中で4枚集結した場合は「暗カン」といいます。あとの二つなんですが、だいみんk・・・うん、そこは後日説明します。今は「暗カン」というものがあるんだなぁという程度でOKです。(ちなみに「カン」は権利なので、4枚集まったら必ずしなければならないというものではありません。)
さて、「カン」について軽くご説明しましたが、4枚のものを3枚組として扱うので手の中が一枚少なくなってしまいます。ですのでこの場合足りない分を補充するために追加ドローします。この追加ドローが でなんと上がってしまいました。
解説は以上なのですが、前回もお伝えした通りこれはひ・じょ・う・に!まれなケースと思ってください。詳しいことは今は書きませんが、「カン」はエクスカリバーになりえますが、場合によっては他のプレイヤーにエクスカリバーをプレゼントしてまとめて切り捨てられるようなこともあります。扱いが難しいものになるので、用法用量を守って正しく使いましょう。
というわけで、若干の中だるみ感はありつつ手の作り方講座については以上となります。次回からは麻雀をプレイする上での基礎知識、プレイルールについてお話ししたいと思います。ではまた次回!