第二十伍回目っ!

こんにちは!今回も挨拶ネタについては戦略的撤退ということで、
あ・え・て!何もしません!(言い訳)
どうもあげさんです。

 

 さて、どうやら気づけば今回で25回目になるようです。内容ばかりマニアックになっていってしまい、気づけば誰もついて来れなくなっているのではないかと不安に感じています・・・

 というわけで、今回も解説をやる予定だったのですが、ここらで少し休憩と言いますか今までの内容を踏まえた雑談でもしてみようかなと思います。

 

 まずは最初の書き出しとして麻雀とは?というところから入りました。自分の手牌を完成形にし、上がることによって点数のやり取りを行い、最終的に点数が一番多い人が勝ちという、目的だけでいうと非常に単純です。ただほかのゲームももちろんそうですが、じゃあ「どう勝つの?」となると明確な回答がないのです。
 例えばカードゲームであれば強いデッキを作り、様々な勝ちパターンを想定し戦略を構築するということになるでしょうし、格闘ゲームであれば相手の隙をいかに見つけるか、見つけた時にいかに正確に技を叩き込むかということになってくるかと思います。
 ただし、どのようなゲームにも言えることかとは思うのですが、確実な「必勝法」というものはないのではないかなと。強いデッキが出回れば、それを倒すためにそのデッキをつぶすために特化したデッキを作る人が出てきますし、今度はそのデッキが流行ったらそれをつぶすために・・・というループに入ることがありますし、ある程度どのデッキにも強いというデッキは高いスキルや戦略性が要求されるため真似をすることが難しく常勝というのは至難の業だと思います。

 麻雀にも似たようなものです。ただし大きく違うのは、決まったデッキや戦略がないことです。最初に受け取る手牌もランダム、そこからランダムに持ってくる牌を手の中と入れ替えながら上がりに向かって手を作っていく。これが4人とも平等に行われるということ、つまりスタートラインがみんな一緒のところから始めるのです。もちろんランダムなので運に左右されっぱなしなゲームなんですが、運というのはいわば巡るものなので最終的には一番強い人が勝つ可能性が高いゲームと言えます。逆に言うと運に左右されるゲームですが、実は最終的にはきちんと実力が反映されるゲームということなんです。

 再三言うようですが、運に左右されるゲームなので実力が見えにくい、計りにくいのですが、じっと実力を磨けば、気づいてみたら誰にもほとんど負けないというようなことになっている不思議なゲームです。運で勝ってしまうことがある反面、最終的には強い人が勝つようにできているゲーム、このように相反するものが両立するゲームというのはあまりないのではないでしょうか?初心者がプロに勝ってします意外性、ただし突き詰めればどこまでも果て無く研鑽が必要なゲーム、そんなバランスの良いやりこみゲーが麻雀かなと個人的には思っています。
 のめりこむとどこまでも沈んでしまう魔力が麻雀にはあります、その楽しさを皆さんと共有できたらいいなと思っています。とりとめのない話になってしまいましたが、要するに
Let’s 麻雀!Enjoy 麻雀!!
ということですww

それではまた次回!

第二十四回目っ!

こんにちは!たまには原点回帰も必要ですよね(言い訳)、あげさんです。

 

さて今回も変わらず役の解説なのですが、その前に前回お話しした役のカウント方法の補足をまずしたいと思います。

基本的にはピンフで1、タンヤオで1、サンショクで2で合計4!ということで何も間違っていないのですが、翻数の数によって区切りが生まれてきます。具体的には4,6,8,11,13というのが区切りです。

 

4翻以上5翻以下の場合はマンガン(満貫)

6翻以上7翻以下の場合はハネマン(跳満)

8翻以上10翻以下の場合はバイマン(倍満)

11翻以上12翻以下はサンバイマン(三倍満)となります。

 

ちなみにそれを突き抜けて13翻以上になった場合は「数え役満」といい役満扱いです。ここまでいろいろな役が重なるケースはほとんどありませんが、普通に打っている分にはあまり意識しなくてもいいことかもしれませんが、高い手を上がれた時の充実感はやっていてよかった・・・と思わせてくれるものなどで機会があればぜひ!!

 

それでは改めまして役の解説に入りますが、今回の役は今まで紹介した中でもリーチに次ぐわかりやすい役になっています。

その名も

三元牌

といいます。

ちなみに 白 、 コーツ2 、 メンツ1 、の三種類を三元牌と呼びます。

ちなみに、白は絵をつけ忘れたかわいそうな子と言うわけではないのでお気を付けください。

さて次に条件なのですが、これは非常に簡単です。

上がった際に手の中に三元牌のメンツがあること。

です。

もちろん複合しますので、 コーツ2 と メンツ1 があれば合計2役扱いです。

そしてさらにさらに!!この3元牌を3種ともすべてコーツにして上がった場合は、

 

大三元

 

という役が成立し驚異の13翻役の大当たりとなります!

 

現実的には12枚しかない三元牌をうち9枚手元に集めなければいけないので至難ですが、配牌に三元牌が所せましと並んでいる場合は狙ってみてもいいのではないでしょうか?

それでは次回も引き続き解説にしようかと持っています。それでは次回!

第二十三回目っ!

おこしやす~、あげさんです。

 

今回も前回使用した手牌を使っての役の解説ですが、その前にそういえばお話ししていなかったので、役の高さについてさわりだけお話ししようかと思います。

例えばツモやタンヤオのように上がった時に一役としてカウントするのですが、この時に役の数を数える際の単位をハンファンどちらでも結構です。)といいます。タンヤオだけなら1翻、ツモとタンヤオなら2翻、サンショクは二役計算とお伝えしたのでタンヤオとツモとサンショクで合計4翻になります。

このように複合させて最終的に何翻あるかで点数が決定します。翻数によって区切りがあり、今は解説しませんが最大で13翻までカウントします。

また、上記のように役の難易度で翻数に違いがあるのですが、最大で一役で13翻になってしまうものも実は結構あります。もちろんどれも難易度が高いので実現することは非常にまれですが、その勝負を決めてしまうくらいの破壊力があるまさに一撃必殺のロマンがあるので、上がれた時の爽快感はなかなか味わえない非常にいいものです。今のところまだ解説にそういった役を紹介することはありませんが、解説の中で取り扱っていくつもりではいますので、どうぞご期待ください。

 

さて、閑話休題。今回紹介する役は「イッツー」です。漢字で書くと「一気通貫」となるので略して「イッツー」です。役の成立条件は、

同じ種類で123、456,789の3メンツを作る

です。

 9巡目 ツモpz1-32

  上記は前回使用した手牌ですが、これを分解してみると メンツ4 、 メンツ4 、 メンツ2 、 メンツ1 、 アタマ 、となり条件を満たしていることがお分かりいただけると思います。今回はリャンメン待ちで pz1-32 で上がればイッツーで 待ち1 で上がるとイッツーが消えてしまうという不確定な形ですが、例えば カンチャン 、のようにカンチャン待ちでイッツーが確定するパターンもあります。これは以前紹介したサンショクにも同じことが言えます。

 

注意点としてはサンショクと同じようなケースなのですが、例えばこんな形

イッツーくずれ ツモpz7-32

この形の場合、一見1から9まで使用しているので条件を満たしていそうですが、よくよく分解すると メンツ1 、 メンツ2 、 メンツ3 、 メンツ4 、 アタマ となり条件を満たしていないのです。

条件は「1~9までをすべて使う」ではなく「123、456、789のメンツを作る」なので、注意しましょう。

 

次回もこの手牌ですがもう一つ非常に汎用性が高い役が隠れているので、それについて紹介します!